仙台市中心部の自然に触れてもらおうと、広瀬川に浮かぶユニークな橋が3日間限定でお目見えしました。

 青葉山公園にある仙臺緑彩館脇の広瀬川に架けられたのは、中洲を挟んだ15メートルと20メートルの2本の浮き橋です。

 50センチ四方のフロートと呼ばれるポリエチレン製の浮きを176個使って作られていて、橋の上を歩くとゆらゆらと揺れる感覚が楽しめます。

 広瀬川周辺の自然の魅力を知ってもらい、にぎわいづくりにつなげようと仙台市のNPO法人が企画しました。

 橋を通った人たちは、普段はなかなか立ち入ることのできない中洲を歩いたり、橋の上からの景色を写真に収めるして楽しんでいました。

 「川の流れを自分の体で感じられる、すごい楽しい」「意外と揺れるのでドキドキしたが、犬は楽しそうだった」

 NPO法人都市デザインワークス豊嶋純一さん「早朝の時間帯、夕陽が青葉山に沈むので、その時の空の移り変わりを楽しんでもらいたい」

 この橋は31日まで設置され、3日間で1000人の来場を見込んでいます。