高市総理大臣はベトナムとオーストラリアを訪問するため、まもなく日本を出発します。威圧的な動きを強める中国を念頭に、経済や安全保障などでの連携を強化したい考えです。

 今回の訪問ではレアアースなど資源分野での協力強化のほか、防衛装備品の輸出も主要なテーマです。

 ベトナムでは、最高指導者のトー・ラム国家主席らと会談し、イラン情勢を受けたエネルギー調達支援も議論します。

 また、安倍元総理が提唱してから10年の節目を迎える「自由で開かれたインド太平洋」構想の進化について演説します。

 外務省幹部は「国際情勢が変わる中でやるべきことも変わった」と話し、経済安全保障分野での連携強化などが柱となる見通しです。

 オーストラリアでは、次期フリゲート艦に日本の「もがみ」型の改良型が選ばれたことも踏まえ、防衛や経済安保など幅広い分野での協力強化を確認します。

 高市総理は、国際情勢が揺れ動くなか、アジア太平洋地域での足場を固めたい考えです。