「投資の神様」と呼ばれるアメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏が、自身が率いる投資会社の経営トップを年末に退任する意向を表明しました。

 アメリカメディアによりますと、バフェット氏は3日、ネブラスカ州オマハで開かれた自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの年次株主総会でCEO(最高経営責任者)から退く意向を示しました。

 年末に副会長のグレッグ・アベル氏を次期CEOに昇格させる見通しです。

 現在、94歳のバフェット氏は11歳から株式投資を始め、長期にわたる巨額な投資で高い運用実績を残し、その発言が世界の金融市場に大きな影響を与えてきました。

 また、バフェット氏はトランプ政権の関税政策について「貿易は武器であるべきではない」と批判しました。