上皇さまは心筋虚血の疑いで6日、東大病院に検査入院されます。病院の前から報告です。

 (社会部・遠藤行泰記者報告)  上皇さまが東大病院に入院されるのは、13年ぶりです。病院前はこの後、警備が敷かれていくものと思われます。

 宮内庁は5日、上皇さまが先月中旬に受けた定期健診の結果、心臓の筋肉に血液が十分に行きわたらない心筋虚血が疑われる所見がみられたと発表しました。

 その後の再検査で心筋虚血の可能性が高いと診断されたため、6日、東大病院に入院して精密検査を受けられます。

 上皇さまの普段の生活にお変わりはなく、自覚症状もないということです。

 上皇さまの入院は、13年前に心臓の冠動脈のバイパス手術を受けた時以来です。

 また、上皇さまは3年前に右心不全の診断を受け、薬を服用したり、水分の摂取を制限するなど治療を続けられています。