台湾の航空会社タイガーエア台湾が、仙台空港と台湾南部の高雄を結ぶ路線を開設すると発表しました。
タイガーエア台湾は、台湾に本社を置く格安航空会社=LCCで仙台空港初の国際線LCCとして2016年に就航しました。
新型コロナの影響で一時運休しましたが、現在は台北と仙台空港を結ぶ週3往復の定期便を運航しています。
タイガーエア台湾は5日、仙台空港と台湾南部の都市、高雄を結ぶ新たな路線を7月16日に開設すると発表しました。
新路線は月曜、水曜、土曜の週3往復で運航されます。
高雄と東北地方を結ぶ直行便は初めてです。チケットは6日から販売されています。
こうした中、東北運輸局によりますと、2025年2月に東北地方のホテルや旅館に宿泊した外国人の数は、2024年の同じ月と比べて約5800人多い30万7820人と、2月として過去最多となったことが分かりました。
国、地域別で見てみると、台湾から訪れた人が13万8000人余りと最も多くなっていて、高雄便の就航によって台湾からの観光客がさらに増加することが期待されます。