アメリカとイギリスが合意したことなどを受けて市場では警戒感が和らぎ、日経平均株価は500円以上値上がりしました。
日経平均の上げ幅は一時550円を超え、およそ1カ月ぶりに3万7000円台を回復しました。
アメリカ市場で主要な株価指数が上昇したことに加え、外国為替市場で一時、1ドル=146円台を付けるなど円安が進んだことが株価を押し上げています。
市場関係者は関税を巡ってアメリカとイギリスが貿易の枠組みで合意したことや、トランプ大統領が中国への関税引き下げの可能性を示したことから、市場の警戒感が和らいだとみています。
9日午前は8日より549円高い、3万7478円で取引を終えています。