ギャンブル依存症について正しい理解を広めようと、9日から宮城県庁でパネル展が開催されています。
5月14日からの1週間は、法律で定められたギャンブル等依存症問題啓発週間です。
これを前に、宮城県が9日から開催しているパネル展では、ギャンブル依存症の当事者や家族などの声を通して、適切な医療や支援により回復が可能であることを伝えています。
ギャンブル依存症家族の会宮城・小野一枝代表「まだまだ根性論だったり、あのだらしない人だとかそういう思いがあると思うんですけど、病人っていうふうに思ってもらえれば周りの目も変わるのかなと思います」
近年は、若者を中心に手軽なオンラインでギャンブルを始め、依存症になる患者が増えていると言います。
宮城県は、依存症の疑いがあれば行政などの相談窓口や医療機関に相談してほしいと話します。
県精神保健推進室・渡部和馬技術主査「勇気を出していただいて、皆さんに相談していただく、1人にならないというところを考えていただければと思っております」
パネル展は、宮城県庁1階で16日まで開催されています。