川崎市の社会福祉法人の金を横領したとして元理事長の68歳の男が逮捕されました。交際相手の家賃の支払いなどに使っていたということです。

 社会福祉法人・母子育成会の元理事長、深瀬亮一容疑者(68)は2018年、法人の銀行口座から200万円を横領した疑いが持たれています。

 警察によりますと、深瀬容疑者は経理担当者に出金させた金を交際していた女性が住む家の家賃や、競走馬の管理などに充てていたということです。

 深瀬容疑者は容疑を認めています。

 法人は去年、深瀬容疑者が2億円以上を横領したとして告訴しています。