この後、関東も大荒れの可能性が。5月の嵐「メイストーム」が迫っています。
■5月の嵐“暴風雨”列島に
下校途中の小学生。保護者が迎えに来たのでしょうか、懸命に雨と風をしのぎます。
5月の嵐“メイストーム”が猛威を振るいます。
風で揺れるカメラ。信号を待つ男性は折りたたみ傘で何とか雨をしのぎますが…。人々は台風のような街を前に進みます。
9日午前中、暴風警報が発表された長崎県。長崎県の福江では5月の観測史上1位となる雨も観測されました。
低気圧や前線の影響で西から荒れた天気になった列島。この後、雨雲は西日本から北日本へ広がる見込みです。10日にかけ、関東でも警報級の大雨となる恐れがあります。
9日午前中、雨足はそれほどではありませんでしたが、午後になって大宰府では横殴りの雨が吹き付けます。
午後、九州では雨が本降りに。佐賀県伊万里市でも大粒の雨が地面にたたきつけます。
雨だけではありません。大分県豊後高田市や長崎県の雲仙岳では、最大瞬間風速が28メートルとなりました。
暴風は徐々に東へ。
本州も荒れてきました。山口県下関市でも傘を真横に差すほどの雨と風。
傘で雨と風を必死に耐える女性。たまらず壁際に避難します。下関市では最大瞬間風速19.4メートルの風を観測しました。
関東も夜、雨雲が広がり、10日にかけて太平洋側を中心に警報級の大雨に警戒が必要です。