MKタクシーを運営するエムケイ西日本グループは、コールセンターの社員が問い合わせをしてきた利用者の携帯電話に「殺してやる」などといったショートメッセージを送っていたことを明らかにし、謝罪しました。

 エムケイ西日本グループによりますと、今年2月、福岡県に住む利用者がMKタクシーのコールセンターに福祉タクシーの利用の可否について問い合わせました。

 その直後に電話を受けた20代の女性社員が利用者の携帯電話に「障がい者のくせに調子に乗るな、来るんなら殺してやる」という趣旨の内容のショートメッセージを送ったということです。

 利用者から申告があり発覚しました。

 女性社員は当初、送信した事実を否定していましたが、その後、警察からの問い合わせもあり、事実を認めて自主退職しています。

 エムケイ西日本グループは「人権尊重に対する社員の意識の再教育を徹底いたします」と謝罪しています。