10日は春の嵐の影響で全国的に風が強い一日になりました。日本海側はフェーン現象で気温が上昇し、富山で今年初めて30℃を超える真夏日となりました。
ゴールデンウィークの延長のような週末。気分を盛り上げてくれるイベントも充実しています。限定のメニューをそろえた肉まつりもあれば、動物との触れ合いも。
■「札幌まちばしゃ」運行開始
札幌市では10日から観光馬車の運行が始まりました。時計台やテレビ塔などを巡る、30分ほどの旅。
乗客 「思ったよりも速くて揺れはすごい。馬車に乗るのは初めてですけど、感動です」
初めての体験はなんだって特別なものです。たとえ、それが見慣れた光景であっても…。
■山手線1周で東京を巡る「東京まるっと山手線」
普段走っている山手線の車両を貸し切って、いつもよりゆっくりとしたスピードで走ります。
池袋駅から山手線をノンストップで1周して、見逃していた東京を再発見するイベント。絶対に止まるような駅も止まらず、それだけで大人は興奮してしまいます。
幼い子どもはそうでもないようですが、およそ1時間…と少し短い乗車の間にも新たな発見がいくつもあったようです。
イベント参加者 「きょうはちょっと天気が悪かったので、本来なら見えるものが見えなかったのは残念だが、山手線から東京タワーが見えると知れたのはうれしい情報だった」
■軽トラ庭園コンテスト 日本庭園と軽トラック。新たな魅力の発見はここにも。小さな荷台で美を競う“軽トラ庭園コンテスト”です。
業界団体が日本庭園の良さを知ってもらおうと始めました。こじんまりとしたサイズも好評なようで。
ちなみに富山県では今年初めて30℃を超え、真夏日に。7月下旬並みとなったところもありました。
■阿蘇ボルケーノトレイル
こちらは一見すると天気に恵まれなかった普通のマラソン大会のようですが、そうではありません。
しかも112キロも走るそうです。熊本県の阿蘇市で行われたトレイルランニング。合言葉も決まっているようで。
参加者 「ボルケーノ(火山)」
「走る」ことを通じて“草原の維持”に興味・関心を持ってもらうことが目的です。
あいにくの空模様でしたが、500人が参加。笑顔あふれる休日となりました。