秋田市で風力発電の羽根が落下した事故で、通報の9分ほど前に風車の「振動エラー」が感知されていたことが分かりました。
2日、秋田市で風力発電の羽根が落下し、落ちた羽根の近くで男性(81)が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察や風車を設置した「さくら風力」などによりますと、午前10時16分ごろの「プロペラが落ちている」との通報よりも前、午前10時7分に、この風車で地震や強風などで大きな振動を受けた際に出る「振動エラー」が感知されていたということです。
さくら風力は「振動エラー」が羽根の落下に関係しているのかどうか、今後も調査を続けるとしています。