アメリカのトランプ大統領はウクライナに対してロシアとの直接交渉に臨むように強く求め、ウクライナのゼレンスキー大統領も応じる考えを示しました。

 ロシアのプーチン大統領は11日、ウクライナとの直接交渉を15日にトルコのイスタンブールで行うと一方的に提案し、これに対してゼレンスキー大統領や西側の首脳らは30日間の即時停戦が先だとロシアに求めていました。

 こうしたなか、トランプ大統領は11日、自身のSNSで、ウクライナに対してロシアとの直接交渉にすぐに臨むよう強く求めました。

 直接交渉で合意が可能かどうか判断できるとして、不可能であれば「アメリカとヨーロッパは状況を把握して適切な対応ができるようになる」と警告しました。

 トランプ大統領の投稿の直後、ゼレンスキー大統領は「木曜にトルコでプーチン大統領を待つ」と応じ、自ら交渉に赴く意向を表明しました。