双方の大統領が欠席することになった、ウクライナとロシアの停戦交渉。トルコのイスタンブールで15日から行われる予定だったが、初日は開かれなかった。
■ロシア メジンスキー大統領補佐官ら代表団に
トルコのイスタンブールで15日と16日の2日間、開催される予定だったウクライナとロシアの直接交渉。
トルコの地元メディアなどは情報筋の話として、16日にもウクライナとロシアが別々に仲介国のトルコとアメリカと協議することになったと伝えた。
ロシアは、これより前の14日、プーチン大統領が参加しないことを発表していた。代わりに参加するのは、メジンスキー大統領補佐官をトップとした代表団だ。
メジンスキー大統領補佐官 「課題は、ウクライナ側と直接交渉を行い、紛争の根本的な原因を取り除くことで、長期的な平和を達成することだ」
■ウクライナも代表団を派遣
一方のウクライナのゼレンスキー大統領は、トルコの首都アンカラ入りし、エルドアン大統領と会談した。その後、報道陣を前に…。
ゼレンスキー大統領 「ロシア代表団は“格が低く”、交渉に真剣に取り組もうとしていない」
ゼレンスキー大統領はロシアとの交渉に自らは参加せず、ウメロフ国防相をトップとする代表団をイスタンブールへ派遣すると発表した。
■トランプ氏「私とプーチン氏が会うまで何も起きないだろう」
さらに、今回の交渉にはアメリカ側も参加する。トランプ大統領は、ルビオ国務長官、ウィトコフ特使らの派遣をすでに発表しているが…。
トランプ大統領 「プーチン大統領と私が会うまでは、何も起こらないだろう。彼は私が行くと考えていた」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年5月16日放送分より)