ロシアとウクライナの3年ぶりとなる直接協議が始まりました。

 トルコのイスタンブールで16日、ロシアとウクライナの代表団による協議が始まりました。

 ロシアとウクライナが直接協議をするのは2022年3月以来、3年ぶりとなります。

 交渉を仲介しているトルコのフィダン外相は冒頭、「私たちの前に2つの道がある。平和へと導く道と、世界をさらに大きな破滅へと導く道だ。どちらの道を選ぶかは当事者自身に懸かっている」と述べました。

 関係者によりますと、ウメロフ国防相が率いるウクライナの代表団は「即時停戦」を会談の最優先事項と位置付けているとみられます。

 一方、メジンスキー大統領補佐官率いるロシア側は即時停戦には応じないとみられます。