自民党の森山幹事長は、消費税のあり方が夏の参議院選挙の争点になるという見方を示したうえで「政治生命をかけて、この問題に対応したい」と強調しました。
自民党 森山幹事長 「(参院選に)もし敗れるようなことがあると大変だと思います。私は自民党の幹事長として、自分の政治生命をかけて、この問題に対応したいと思っています」
森山幹事長は、消費税が社会保障や地方の財源になっていると指摘し、消費税率の引き下げには改めて慎重な考えを示しました。
そのうえで「政権を奪還するために甘い話があるが、国家の運命を左右するようなことがあってはならない」と述べ、減税を主張する野党を牽制(けんせい)しました。
一方で、少数与党でも今年度予算を3月末までに成立させられたのは「参議院で過半数を持っていたからだ」と述べ、「7月の参院選でもしものことがあればえらいことになる」と危機感を示しました。