1カ月の間に日本を訪れた外国人が初めて390万人を超えました。

 日本政府観光局によりますと、4月の訪日外国人客数は去年より3割近く多い390万8900人(+28.5%)でした。

 今年1月の378万人を上回り、1964年の調査開始以来、1カ月間で日本を訪れた外国人数として過去最多でした。

 桜のシーズンだったほか、キリスト教のイースター休暇でアジアの一部や欧米などからの訪日客が大幅に増えました。

 最も多かった中国は去年より4割余り増え(+43.4%)、4月として過去最多の76万人でした。

 韓国や台湾など11の国と地域で4月の過去最多となり、カナダやイギリスなど10の国と地域では単月の過去最多を記録しました。

 1月から4月までの訪日客の合計は約1445万人となり、年間で過去最多となった去年の同じ時期の1160万人を大幅に上回っています。