大手生命保険4社の2024年度の決算は利息や配当金などの収入が増加したため、4社そろって本業のもうけを示す基礎利益が過去最高を更新しました。

 各社の決算によりますと、2025年3月までの1年間の基礎利益は日本生命が1兆109億円(前年度比+32.3%)、第一生命ホールディングスが6388億円(+21.6%)明治安田生命が6264億円(+11.6%)、住友生命が3798億円(+24.3%)でした。

 円安の影響に加えて株式の配当や債券の利息収入などが数字を押し上げ、4社そろって過去最高益を更新しました。

 日本生命は生命保険業界で初めて基礎利益が1兆円を上回りました。