宮城県が上下水道などの運営権を民間に一括売却した、みやぎ型管理運営方式の効果を検証しようと県議会議員らが白石市の浄水場を初めて視察しました。
27日に白石市の南部山浄水場を視察したのは、県議会建設企業委員会の議員10人です。
宮城県では、2022年度にコスト削減を目指す全国初の試みとして上下水道などの運営権を20年間、民間企業に売却しました。
県によりますと、導入から2年間で当初の試算よりも更に約4億円コストを削減できたということです。
視察した議員は「水道インフラの維持のための人員をいかに確保していくかなど、議会としてしっかりチェックしていきたい」と話していました。