各社の昨年度の決算によりますと、本業のもうけを示す基礎利益は日本生命が1兆109億円、第一生命ホールディングスが6388億円、明治安田生命が6264億円、住友生命が3798億円でした。

明治安田生命 中村篤志副社長 「年度を通じて、円安の進行、国内金利の上昇など生命保険会社にとっては追い風の金融環境であった」

 円安の影響に加えて、株式の配当や債券の利息収入が数字を押し上げ、4社そろって過去最高益を更新しました。

 前年度と比べて基礎利益が最も増えたのは日本生命で、生命保険業界で初めて基礎利益が1兆円を上回りました。

(「グッド!モーニング」2025年5月27日放送分より)