茨城県潮来市では、初夏の風物詩「水郷潮来あやめまつり」が先週23日から始まっています。

 潮来市にある「水郷潮来あやめ園」には、およそ500種・100万株のハナショウブやアヤメなどが植えられています。

 現在は、どちらもまだ4分咲きですが、来月10日ごろには見頃を迎えます。

 茨城県を代表する「あやめまつり」は昭和27年(1952年)に始まり、当初は愛好家たちがハナショウブやアヤメの切り花をビール瓶などに入れてまつりを行っていました。

 今月28日は、園の脇を流れる川で、潮来に古くから伝わる風習を再現した「嫁入り舟」が登場し、白無垢姿の花嫁が初夏の風景により一層の花を添えていました。

観光客 「良かったです」 「綺麗だったよね」

結婚を控えるカップル 「アヤメの花が一番好きなんですよ。だからアヤメに祝福されて花嫁になりたいなって」

 水郷潮来あやめまつりは来月22日まで開かれます。