6歳で震災の津波の犠牲になった、宮城県石巻市の佐藤愛梨ちゃんの人生をたどった作品展が始まりました。
作品展は、幼稚園の送迎バスで帰宅する途中に津波に巻き込まれて亡くなった佐藤愛梨ちゃんの人生をテーマに、利府町の美術家すがわらじゅんいちさんが防災意識の向上を目的に開催しました。
会場には、愛梨ちゃんが生きた日数と同じ2476枚のカードが展示されていますが、亡くなった日のカードだけは日付が書き込まれていません。
最後のカードは、全ての子どもが守られる社会になった時に日付が記入されます。
愛梨ちゃんの母親佐藤美香さん「最後のカードの日付は、保育園、幼稚園で避難の訓練の格差が無くなった時に書きたいと思っています」
作品展は、6月9日まで開催されています。