百日せきの感染者数が、調査開始以来過去最多となるペースで増加しています。宮城県は今後の更なる拡大に注意を呼び掛けています。

 県によりますと、25日までの1週間に報告された百日せきの感染者は45人でした。これで2025年の感染者は196人となりました。

 宮城県では2019年にも百日せきが流行しましたが、感染者数118人を現時点で超えており過去最多のペースで推移しています。

 百日せきは赤ちゃんが感染すると死亡する恐れもあり、県はワクチンの接種を検討することやマスク着用や手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を呼び掛けています。