アイスリンクを整備中のゼビオアリーナ仙台で、コンサート機材の搬入を想定したトラックの走行試験が行われました。

 ゼビオアリーナ仙台は2024年9月から大規模な改修工事が始まり、8日には常設型のアイスリンクが完成しました。

 アイスリンクは氷の上に厚さ約2センチの断熱フロアを敷くことで、これまでのようにバスケットボールの試合やコンサートも行うことができます。

 中島秀太記者「大型トラックがゆっくりとアリーナに入ってきました。断熱材の下にある氷や配管が、トラックの重さに耐えられるか確かめるということです」

 コンサートなどの機材を乗せたトラックが、これまで通り中に入ることができるのか、重量約25トンの大型トラックで耐久性を確認しました。試験の結果、氷や配管への影響はありませんでした。

 一方で、タイヤの摩擦で断熱フロアの一部がめくれ上がるトラブルがありました。

 ゼビオアリーナ仙台小池励起館長「車が乗った際の鉄板のたわみが見たかったんですが、そこに関しては設計通り予定通りと。一方で新しい課題も出てきたので、残り1カ月強で改善し、シミュレーションを引き続き行っていきたい」

 ゼビオアリーナ仙台は7月5日にリニューアルオープンします。この日は羽生結弦さんら仙台ゆかりのフィギュアスケーターが出演するアイスショーが開催されます。

 8月30日と31日には、khb開局50周年を記念した音楽フェスティバル、ASUTO MUSIC PARK 2025が開催されます。