販売した塩紅さけの産地の表示が異なっていたとして、農林水産省はスーパーの「ヨークベニマル」に対して再発防止策を求めました。
農水省によりますと、ヨークベニマルは去年11月29日から今年3月13日までにロシア産の紅サケを「アメリカ産」と表示し、全部で1万177パックを販売していました。
また、去年11月1日から12月8日までの間にはアメリカ産の紅サケを「ロシア産」と表示して149パック販売したということです。
理由については、本部からまとめて納品された商品を店で小分けする際、産地が変わっていたにもかかわらず確認を怠ったとしています。
農水省は食品表示法に基づいて立ち入り検査を実施し、ヨークベニマルに対して来月3日までに再発防止策を提出するように求めました。
ヨークベニマルは「産地を間違えて表示してしまい、お客様にご迷惑をお掛けしました。今後ルールを徹底し、このような間違いが起きないよう取り組んで参ります」とコメントしています。
画像:農林水産省