ヨーロッパ最大の活火山、イタリアのエトナ山で2日、噴火に伴う大規模な火砕流が発生しましたが、近くにいた登山客らが撮影した新たな映像が公開されました。

 茶色い塊のような火砕流の巨大な煙が次々と立ち上るなか、多くの登山客らが慌てて避難していきます。

 映像では登山客らのいる場所よりも上の斜面から火砕流の煙が下ってくる様子が確認できます。

 また、エトナ山から少し離れたプールでも山の異変に気付いた人たちが噴煙を見つめます。

 2013年に世界遺産となった「エトナ山」は約2700年前から噴火活動をしていた記録が残されています。

 今回、発生した火砕流などの影響は山頂付近に限られ、住宅地などへの被害は確認されていないということです。

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