3日、寄り付きから上げ幅が一時200円を超える場面もあった日経平均株価。終値は前の日より23円安い3万7446円で、3日続落となりました。
大和証券 壁谷洋和チーフストラテジスト 「(きのう午前)日銀総裁は『経済物価の改善が見込めないなかで、無理に政策金利を引き上げる考えはない』と。為替の面では円安が進んで、株式市場では株価が上昇。その勢いが続かず、午後に入り為替では円高が進み、株価の方も水準を切り下げていった」
専門家が注目しているのは、今週末に発表されるアメリカの雇用統計です。アメリカ経済の減速の行方を見極めたいと指摘します。
「結局アメリカの景気がこの先どこまで減速していくのか。アメリカのインフレがどこまで落ち着いていくのか。(日本市場は)依存する部分が大きいと思いますし。トランプ関税の影響が景気にどのぐらい悪影響を及ぼしていくのか」
(「グッド!モーニング」2025年6月4日放送分より)