仙石線が開業して、6月5日でちょうど100年です。宮城県の多賀城駅で記念イベントが開催されました。

 重信友里アナウンサー「100周年を記念した限定の記念証を求めて、多賀城駅前には100人を超える大行列ができています。先頭に並ぶ方は、何と午前7時から並んでいるそうです」

 仙石線が誕生した1925年6月5日の日付が印字された、開業100周年のレトロな切符風の記念証です。

 「子どものころから多賀城市民、ずっとお世話になっている。アルバムに挟みたい」「私の年齢に近い。学生時代ずっと乗っていたから、ぎゅうぎゅう詰めで」

 1925年6月5日、宮城電気鉄道の仙台駅と西塩釜駅間が開業し、多賀城駅や榴ヶ岡駅、陸前高砂駅なども開業しています。1944年に国有化されて、仙石線と名付けられました。

 JR東日本東北本部マーケティング部小野正志部長「改めて地域の皆様に多賀城駅、仙石線の歩みを感じてほしい」

 開業100周年を記念して、多賀城駅では8月31日まで歴代の駅舎などを紹介する写真展も開催されています。