日本版ライドシェアが仙台市で始まって6月7日で1年となりますが、土曜の稼働率が13%程度などと低迷しています。

 日本版ライドシェアは、タクシー会社が雇用する一般ドライバーが許可を受けた時間帯に自家用車などを使い客を運びます。

 仙台市では2024年6月に金曜の午後4時台から午後7時台、土曜の午前0時台から午前3時台に限ってスタートしました。

 稼働率は、スタートした2024年6月でも金曜が50%、土曜33.3%と高くありませんでしたが、2025年4月は金曜が28%、土曜が13.3%と更に低迷しています。

 宮城県タクシー協会では、元々需要が見込めないと話します。

 宮城県タクシー協会高澤雅哉会長「仙台ではタクシーが全然足りないという状況でもないので、実績としてはほぼ予想していた通り」

 一方、東北運輸局ではライドシェアの認知度が低いことが背景にあるとして、周知に努めたいとしています。