石破総理大臣は「かかあ天下とからっ風」で知られる群馬県を視察し、「群馬県て聞くと女性強そうみたいな、引いちゃうところがある」などと発言しました。その後、真意を問われると「『かかあ天下とからっ風』というのは、皆が知ってることだ」と説明しました。
石破総理は前橋市を訪れ、地方創生に取り組む経営者と懇談した際、民間主導で中心街の再整備が進む前橋市を「元気がある」などと評したうえで、次のように述べました。
石破総理 「我々西日本の人間は、北関東って聞いただけでなんか怖そう。群馬県って聞くとなんか怖い人がたくさんいそう、みたいなところがあってですね。あと女性強そうみたいな、なんか引いちゃうところがあるんですけど」
その後、記者団に真意を問われると…。
石破総理 「真意も何もそれはよく言われますよね。『かかあ天下とからっ風』ってのはみんなが知ってることだ。それはそういうことを言われている、だけど来てみると違うよねってことがたくさんあるじゃないですか。やっぱり来てみるってのは大事なことだよねって思っている。先入観を持ってはいけないということで実際に来てみる、話してみる、接してみる、そういうふうにしてイメージを変えていって、ポジティブに変換するということで得られるものってものすごく大きいと思っています」
記者 「地域差別や女性差別にあたらないと考えるか」
石破総理 「差別というよりもそれは女性が芯が強いよねっていう意味で言われている、なんとか天下ってのはそういうことじゃないでしょうか。ネガティブな響きじゃなくて女性が芯が強くて地域を支えてるっていう意味合いでしょうけれど、そこに差別という意識は全くありません」