宮城県大崎市で日本刀を集めた展示会が始まり、多くの刀剣ファンが訪れています。

 大崎市役所で開催されている展示会には、大阪府の一般財団法人が所有する日本刀約300振りが展示されています。

 2023年以来2回目の開催となり、前回が好評だったことから会期を4日間から9日間に伸ばしました。

 国の重要美術品、蜂須賀虎徹は徳島藩主の蜂須賀家に伝来する名刀で、今回初めて一般公開されました。

 竜の彫り物があしらわれた大倶利伽羅広光は、伊達政宗が江戸城の石垣工事の褒賞として徳川家康から与えられた名刀です。

 会場では実際に刀に触れることができるイベントも開催されていて、来場者が緊張の様子で手にしていました。

 この日は日本刀の試し切りも行われました。

 「想像していたより重かったので、これ振ってたのかと思うとすごいびっくりしました」「実物は写真とは違って本物の輝きというか実際の物ということで、すごいと思いました」

 展示会は15日まで開催されています。