15日、スペイン・バルセロナで数千人の市民が行った、オーバーツーリズムに対する抗議デモ。デモ隊は観光客向けのホテルに水鉄砲を発射すると、発煙筒を蹴り込み入り口をテープで塞ぎます。

デモの参加者 「私たちに必要なのは、責任ある観光であり、大量の観光客ではありません」

 ロイター通信によりますと、去年、人口160万人を抱えるバルセロナには2600万人もの観光客が殺到しました。

 観光客向けのホテルや民泊の増加による住居費の高騰が問題になっていて、市当局は2028年までに観光客へのアパート賃貸を禁止する方針を表明しています。

(「グッド!モーニング」2025年6月17日放送分より)