うそを言って不要なリフォームを契約させたとして逮捕された男が、不安をあおるマニュアルを元に営業をしていたことが新たに分かりました。

 中山優希容疑者(24)は2024年5月、宮城県角田市の住宅を訪問し「屋根が壊れている」などとうそを言って、住民から39万6000円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。

 中山容疑者は、福島県の被災地域を狙った詐欺グループで顧客に接触するアポインターを務め、報酬はだまし取った金額に応じた歩合で月50万円程度を受け取っていたということです。

 押収したスマホには「雨漏りをしていると不安をあおる」「断り文句が出たら一度引いて客を尊重する」といった趣旨のメモが残され、マニュアルを元に営業したとみられています。