国際交流イベントをめぐり返金トラブルが相次いでいる仙台市の旅行業者代表が、新型コロナの補助金を不正受給した疑いで宮城県警から任意で事情を聴かれていたことが分かりました。
県警は18日、仙台市青葉区の旅行業者ハローワールドと関連会社でイベントなどを企画していたこども応援団を詐欺の疑いで家宅捜索しました。
捜査関係者によりますと、こども応援団は2020年から2年間、実態の無い従業員の休業を申請したほか架空の雇用申請をして、雇用調整助成金など計2億1600万円余りをだまし取った疑いが持たれています。
宮城県警は、書類を押収したほか代表から任意で事情を聴いたということです。
だまし取った金が、会社の運転資金に充てられていた可能性もあるとみて調べています。