事実上の会期末を20日に控え、石破総理大臣は与野党の党首と会談しました。トランプ関税を巡る日米首脳会談についても報告し、協力を求めました。

石破総理大臣 「国益をかけた交渉となります。どうぞ皆様方にもご協力を賜りますようお願い申し上げます」

 会談を終えて取材に応じた立憲民主党の野田代表は、日米首脳会談について「肝を教えてもらっていない」として評価を避けました。

 また、会談の冒頭で石破総理は、中東情勢が緊迫するなか、来週から原油価格の高騰に備えた予防的な価格引き下げを行うと説明しました。

 これについて野党側は「激変緩和措置ではなく暫定税率を下げるべきだ」と批判しました。

 野田代表は、内閣不信任案を提出するかどうかについては明言を避けました。