去年11月、札幌市すすきののガールズバーで起きた爆発火災で、警察は放火と殺人未遂などの疑いで従業員の元交際相手を容疑者死亡のまま書類送検しました。

 久保裕之容疑者(当時41)は去年11月、元交際相手である従業員の女性が働く札幌市すすきののガールズバーに侵入し、ガソリンをまいてライターで火を付け、ビル内にいた10人を殺害しようとしたなどの疑いで今月24日、書類送検されました。

 この事件では従業員と客など合わせて4人がけがをし、久保容疑者本人は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。

 久保容疑者と従業員の女性は事件の直前に別れ話で揉めていて、交際を巡るトラブルが背景にあったとみられています。