2007年、タイの観光地で日本人女性が殺害された事件で、時効が2年後に迫るなか、タイの捜査当局は容疑者を目撃した可能性がある男性の存在を発表しました。
2007年11月、タイ北部の観光地スコタイで大阪市の川下智子さん(当時27)が何者かに刃物で刺されて殺害されました。
タイ特別捜査局は24日、当時現場で容疑者を目撃した可能性があるフランス国籍の男性の似顔絵を新たに公開し、男性や事件に関する情報提供を呼び掛けました。
川下さんの父親の康明さんは、「時効が2027年に迫るなか、犯人が大手を振って歩くことのないようタイ当局と日本側が協力し、捜査を進めてほしい」としています。
画像:遺族提供