仙台空港といわぬまひつじ村がコラボして制作した、オリジナルTシャツのデザインがお披露目されました。
いわぬまひつじ村は、震災の津波で被災した岩沼市二野倉地区の集落の跡地を、青年海外協力協会がヒツジと触れ合える場所に再生しました。
仙台空港に近いことから、空港では滑走路などで刈った草を2021年からヒツジの餌として提供しています。
こうした縁からコラボしてのオリジナルTシャツが制作され、ひつじ村の職員にが考えた3種類のデザインがお披露目されました。
むしゃむしゃ草を食べたり、ひつじ村から仙台空港までを歩く羊たちに、滑走路で草をほおばる羊も。それぞれのTシャツには飛行機や仙台空港も描かれ、ひつじ村とのつながりも表現しています。
仙台空港では年間約1200トンの草が刈られていて、このうち10トンほどを提供してきましたが、円安で餌の価格高騰も続いていることから、草の保管方法を変えて提供量を70トンにまで増やすということです。
「おいしい草をありがとう」と感謝の気持ちを込めて作られたオリジナルTシャツは、5日と6日に仙台空港で販売されます。