日経平均株価は一時200円以上、値上がりし、4万円台を回復して取引が始まっています。

 日経平均は前日に発表されたアメリカの雇用統計が市場予想を大きく上回ったことから景気減速への懸念が後退し、アメリカの主要な株価指数がそろって上昇した流れを受けました。

 また、外国為替市場で一時、1ドル=145円台前半を付けるなど円安が進んだことも要因です。

 市場関係者は「相互関税」の上乗せ分を一時停止している今月9日の期限が延長されるかなど、関税政策の動向を見極めるの値動きになるとしています。