参議院選挙の応援演説で「運の良いことに能登で地震があった」などと発言した自民党の鶴保参議院議員が予算委員長を辞任しました。

 鶴保参議院議員は8日、地方創生の一環として政府が進める「二地域居住」について説明した際に「運の良いことに能登で地震があった。金沢にいても輪島の住民票がとれるようになった」などと発言しました。

 その後、「被災地への配慮が足りなかった」と陳謝して発言を撤回しましたが、与野党から批判が上がっていました。

 鶴保議員は11日付で予算委員長の辞任願を提出し、14日に関口参議院議長がこれを許可しました。