仙台北警察署は8日、仙台市青葉区で、大声で騒ぎ暴れていた39歳の男性を警察署に保護したところ意識を失い、搬送先の病院で死亡したと発表しました。

 北署によりますと8日午前10時ごろ、青葉区荒巻中央で「男性が大声で騒ぎ暴れている」と目撃者から通報がありました。

 多数の警察官が駆け付け、自宅の中や外で暴れる男性を取り押さえ、警察署へ搬送し保護したところ、男性は意識がもうろうとしたため消防へ通報し病院に搬送されましたが、午後8時過ぎに死亡しました。

 現場で男性は大声を出して暴れたり物を投げつけたりしていたため、警察は手錠をして体を押さえ搬送しましたが、警察署に着いてから男性は落ち着いていたということです。

 警察は「安全に配慮していたが、保護した方が亡くなったことは誠に遺憾」としていて、死亡と保護の因果関係などを捜査することにしています。