14日朝の仙台は雨が降って肌寒かったですが、午前10時ごろは日も差して蒸し蒸しとしてきました。今週は再び暑さが戻るとともに、今は台風も近づいています。

 台風5号は早いスピードでま北に進んでいて、東日本から東北の太平洋側をかすめる形でやって来る可能性が高くなっています。
 14日夜には宮城県沖にもっとも近づいて、その時には暴風域も伴っていそうです。

 雨風は、台風の東側で強いのが特徴です。今回、宮城県は西側に当たりそうなので本体の雨雲というよりも、東風が吹き付けることで活発な雨雲が掛かりそうです。
 予想雨量は1時間に50ミリ。東風が山に吹きつけるため、山沿いほど雨が多くなるでしょう。
 風が強いのは沿岸部で、最大瞬間風速は35メートル東部の陸上で25メートルの予想で、横殴りの雨となりそうです。

 台風の北上とともに、午後は海は大荒れとなってきそうです。うねりが到達しこの後は宮城県沖は7メートルと夜には大しけとなる恐れで、海には絶対に近づかないようにお気を付けください。

 宮城県全域に雷、東部に強風沿岸部に波浪と濃霧注意報です。この後に暴風や波浪警報などの切り替わりにもご注意ください。

 仙台から丸森は断続的に雨となり、活発なものがかかるタイミングもあるでしょう。気温は26℃前後で夜も下がらず寝苦しさも戻りそうです。

 気仙沼から石巻は沿岸ほど風の強いエリア、三陸沖では東風のち北風に、急速に14日夜は風向きが変わりそうです。
 海沿いでは瞬間25メートル位の風が吹く恐れがあり危険です。海には近づかないようにしてください。

 駒の湯から白石は、山沿いほど雨量が多くなりそうなエリアです。非常に激しい雨が降って15日朝までに多いところ120ミリの大雨の恐れということです。土砂災害、河川の増水にも警戒してください。

 宮城県の週間予報は南風が強く、入りやすい気圧配置が続くので台風一過とはいきません。15日にかけても激しい雨になりやすく、波もしけの状態が続くでしょう。週の後半は、真夏の高気圧が強まって再び猛烈な暑さがやってきそうです。

 山は大雨、海は暴風、高波にご注意ください。