関東甲信や東海は15日も大雨となる恐れがあります。一方、北海道は台風5号の影響で暴風に警戒が必要です。

 西日本や東日本では14日から大気の状態が不安定となっていて、15日は東海地方で激しい雨が降っています。

 静岡県井川では1時間に43.5ミリ、愛知県田原では1時間に61ミリの非常に激しい雨を観測しました。

 この後は東海に加え、関東でも道路が冠水するような激しい雨となる見込みです。

 気象庁は昼前にかけて東海で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあると警戒を呼び掛けています。

 一方、台風5号は午前2時ごろ、北海道えりも岬付近に上陸しました。

 昼ごろにはオホーツク海に進む見通しですが、北海道では最大瞬間風速35メートルの暴風が予想されています。

 激しい雷雨や竜巻などの突風にも注意が必要です。