楽天イーグルスは、11日からホームでソフトバンクとの3連戦。投打でプロ初の活躍があり、2カード連続で勝ち越しました。

 11日の試合、楽天は少ないチャンスをものにしていきます。

 2回裏、1アウト1塁2塁でプロ5年目仙台育英出身の入江が変化球をライト前へ。これがプロ初のタイムリーヒット。パ・リーグ防御率トップのモイネロから貴重な一打を放ちました。

 楽天はこの後も試合の流れを渡さずソフトバンクに快勝し、カード初戦を取りました。

 12日は6年目の瀧中が先発。中盤の4回から6回まで1人のランナーも許さず、打たせて取るピッチングを展開し抜群の安定感を見せました。

 すると6回裏1アウト1塁3塁のチャンスを作った楽天は、先発マスクを被る堀内がバットを折られながらもセンター前に落ちるタイムリーを放つなど、この回3点を追加します。

 大量援護をもらった瀧中は、9回のマウンドに上がります。ランナー1人は出しますが、最後のバッターを見逃し三振に打ち取り無四球でプロ初の完封勝利。

 この前の西武との3連戦に続き、2カード連続の勝ち越しとなりました。

 瀧中瞭太投手「疲れました。野手の皆さんが一生懸命守って打ってくれたので、投げ切りたいなと思っていました」

【11日】楽天3−0ソフトバンク
【12日】楽天7−0ソフトバンク
【13日】楽天3−5ソフトバンク @楽天モバイルパーク宮城