「ブラジルのトランプ」こと前大統領がSNSの使用禁止措置に違反したとして、24時間以内に釈明しなければ逮捕される可能性があると警告されました。

 大統領選挙の敗北後、クーデターを企てたとして起訴されたボルソナロ氏は、逃亡の恐れがあるとして足首にGPSが装着され外出が制限されたほか、SNSの使用も禁止されていました。

 ロイター通信によりますと、その後もボルソナロ氏の演説がSNSに投稿されたことで、最高裁は禁止措置に違反したとして、24時間以内に釈明しない場合、逮捕する可能性があると警告しています。

 最高裁はボルソナロ氏がトランプ政権と共謀して裁判を妨害しようとした疑いがあるとみていて、ボルソナロ氏への取り締まりを強化しています。