地域のものづくりの現場を、夏休み中の子どもたちが見学しました。訪れたのはトマトの栽培施設です。

 子どもたちが訪れたのは水やりを少なくして糖度が高いトマトを栽培している、宮城県大崎市鹿島台のデリシャスファームです。

 ものづくりの現場を見学してもらうことで、地域産業を担う人材を確保しようと宮城県が4年前から実施していて、小学生と保護者の計35人が参加しました。

 参加者は、ビニールハウスの中でミニトマトの収穫を体験したり光センサーでトマトの糖度を自動で測る選別機を見学したりしました。

 参加者「いっぱい取れて楽しかったです」「ピザとかこれで作りたいなと思いました」

 この取り組みには大崎地方の20の企業が参加していて、夏休みの期間中、自動車部品の製造工場や住宅の製材工場などでも見学体験が行われます。