かつて捕鯨基地として栄えた、宮城県石巻市鮎川のおしかホエールランドで、3Dを活用した新たな展示が始まりました。

 クジラの生態や鯨文化を紹介するおしかホエールランドには、マッコウクジラの国内最大級の骨格標本などが展示されています。

 リニューアルオープンから5年を記念して展示が始まったのは、クジラと出会う3Dです。

 ミンククジラなどのイラストの名前の部分を読み込むと大きさなどの情報が表示されるほか、頭の骨を3Dで全方位から観察できます。

 来館者「鼻の穴が2つあるとか、絵だけ見るだけでは分からないし、標本見ただけでも遠くからしか見えないので中の方が良く分かって面白いです」

 おしかホエールランド山本龍治学芸員「クジラによっても骨の形は様々ですので、そういったところをタブレットアプリで360度色々な角度から眺めていただけたら」