猛暑を吹き飛ばす最新の「冷やしグルメ」を見つけてきました。
■絶品海鮮&氷の器 冷やし痛風鍋
2025年夏、満を持して生まれたのは鍋の常識を覆すキンキンの冷やしグルメ。
道南農林水産部新栄店 野田武史店長 「暑いので、冷たいインパクトあるもの」
繁華街の一角、ひと際にぎわう店を訪ねると、数々の北海道グルメが集結。そんななか、目を疑う張り紙が…。
「冷やし痛風鍋」を始めたそうです。
およそ鍋とは思えぬ作り方。氷の山を中心にあん肝、ズッキーニなどの夏野菜を配置。カキとイクラをぜいたくに添え、豆乳ベースの冷製坦々スープを注ぎます。
さらに、なんと麺の器は氷です。体の芯までヒンヤリ。痛風もいとわない覚悟で開発したという、その名も冷やし痛風鍋。目の当たりにしたお客さんの反応は…。
客 「暑いと冷たい方が喉を通る」
道南農林水産部新栄店 野田武史店長 「冷やしタンタンスープ、ちょっとピリッと+豆乳でまろやか。おいしい、それに尽きる」
■揚げたてヒエヒエ!元祖冷やし天丼ってナニ?
うだるような夏を回避するのにぴったり。驚きの冷やしグルメを都内でも見つけました。
続いては「冷やし天丼」。店内ほぼ満席、お客さんでにぎわっています。
森山みなみアナウンサー 「丼、キンキンに冷えています。きれいに黄金色に揚がった天ぷらの周りに、ジュレが涼しげですね。天ぷらにジュレがしっかり絡んでいて、さっぱりしています。キンと冷えたご飯にミョウガの香りが良いアクセントになっています」
「串天ぷら 段々屋」の冷やし天丼、17年前から提供が始まったそうで、冷やし天丼の元祖とも言われています。多い時で一日に40食も注文が入るそうです。
客(30代) 「冷やし天丼が有名と聞いて食べてみたいと思って。期待以上だと思った」
■カレーもおでんもキンキン
埼玉県内には冷やしグルメ、二刀流。
客(50代) 「暑いと冷たい物飲みますよね」
1本目の刀は「冷やしカレーうどん」。脂が少ない鶏ひき肉を使用するなど、冷えて脂が固まらないよう細心の注意を払っているという冷やしグルメです。
自家製うどん縁尽 菊池文晴店長 「温泉卵と自家製のしいたけラー油で甘辛くまとめている」
二刀流、2本目の刀は2週間前に始めたばかりという「冷やしおでん」。一度煮た具を一晩キンキンに冷やすことで、中まで味がしみ込んだ一品です。
自家製うどん縁尽 菊池文晴店長 「夏らしい目玉商品を作れないかなと。最後の一滴まで飲み干していただきたい一品」