最高裁判所の判事に新たに就任した沖野眞已氏(61)が会見し、「様々な考えに耳を傾け最高裁に対する信頼に応えていきたい」と抱負を述べました。
沖野氏は24日付で最高裁の判事に就任しました。
沖野氏は「最高裁の判断は非常な重みを持って受け止められ、影響力は大変に大きい。様々な考えに耳を傾けて最高裁に対する信頼に応えていきたい」と述べました。
沖野氏は民法が専門で、学習院大学や一橋大学大学院で教授を歴任し、2010年から東京大学大学院の教授になりました。
今年4月からは法学政治学研究科長と法学部長を務めていました。
沖野氏の就任で女性の最高裁判事は15人のうち4人となり、過去最多になりました。
これについて「自分の存在が寄与しているのであれば、うれしい」と話しました。