26日に50℃を超える気温が観測されたトルコでは、各地で大規模な山火事が発生しています。ここ数週間で少なくとも15人の死亡が確認されています。
トルコ4番目の都市、北西部ブルサで27日、山火事が発生し、3500人以上が避難しています。
これまでに、およそ30平方キロメートルが燃え、2人が死亡しました。
1900人以上の消防士が消火活動にあたっています。
AP通信などによりますと、熱波による乾燥に加え強風も影響し、トルコ国内では26日だけで84件の山火事が発生していて、ここ数週間で少なくとも15人の死亡が確認されています。
大規模な山火事は隣国のブルガリアでも発生していて、各地で最高レベルの警報が発令されています。